支払い方法は口座振替とデビットカード
UQ mobile(UQモバイル)は、高速モバイル通信のWiMAXで有名な、UQコミュニケーションズ株式会社が運営している格安SIMサービス。
UQコミュニケーションズは、実はauを運営しているKDDIの子会社で、事実上(auの)サブブランドと呼ばれる、au直系の格安SIMです。
そのため、一般的な格安SIMとくらべて、回線速度が速く、安定しているのが特長です。
UQ mobileはクレジットカード以外にも、口座振替、デビットカードで申し込めます。
口座振替
サービス開始当初は口座振替不可だったUQ mobileですが、2017年9月から口座振替でも申し込めるようになりました。
口座振替で申し込める格安SIMサービスの中には、口座振替手数料が毎月かかるところもありますが、UQ mobileの場合、口座振替手数料は無料です。
デビットカード
以前は公式サイトに、「一部の発行元を除きデビットカードはご利用いただけません。ご利用のデビットカードで毎月の通信料金のお支払いができるかは、デビットカード発行元会社にお問い合わせください。」という文章があったUQ mobile。
実際、毎月の支払いが可能なVisa、またはJCBデビットカードであれば、事実上クレジットカードと同じように申し込むことができました。
しかし現在では、「デビットカードはご利用いただけません。」という文章に変わっています。
ネットでは、UQ mobileがデビットカード不可になったという情報と、それでも申し込めたという情報で二分されている状態。
口座振替(口座振替手数料無料)が公式に認められた現在、あえてデビットカードで申し込む必要性はなくなったと思いますが。
それでもデビットカードの場合、口座振替と違って、利用するとカード独自のポイントが与えられるメリットもあるので、もしデビットカードで申し込めたという方がいらっしゃったら、お手数ですが、当記事のコメント欄で教えていただければ幸いです。
スペック
au直系の格安SIMということで、利用回線は当然、auの4G LTEと3G回線。
SIMのみ契約の方は、基本的にau端末か、au回線対応のSIMフリー端末以外の端末だと利用できない場合もあるので、申し込み前に動作確認端末一覧ページでチェックすることをおすすめします。
また、UQ mobileの3G回線は音声通話専用で、LTE非対応の古い3G専用端末ではデータ通信ができないので注意してください
毎月利用可能な高速データ通信残量(前月繰越分や追加購入容量などを含む)を使い切ると、通信速度が200kbps(おしゃべり・ぴったりプランは300kbps)に制限されます(データ無制限プランを除く)。
データ通信専用SIMプラン料金
プラン | データ高速 | データ無制限 |
---|---|---|
データ通信容量 | 3GB | 無制限 |
通信速度 (下り最大) |
225Mbps | 500kbps |
初期費用 | 3000円 | |
月額料金 | 980円 | 1980円 |
支払い方法 | デビットカード | |
その他 | SMS無料、容量繰り越し、容量追加、高速/低速切り替え | |
ホームページ |
※ 上記各種料金、手数料は税抜価格です。
データ通信専用SIM(データSIM)のプランは、2つしかありません。
1つめは、「データ高速」プラン。
4G LTEの高速通信が使えて、月間データ容量は3GB。
そして2つめは、「データ無制限」プラン。
通信速度が500kbpsに制限される代わりに、月間データ容量は無制限です。
容量無制限で利用できる(直近3日間制限あり)ので、スマホだけでなく、テザリングにも多用したい方におすすめです。
ただし、通信速度500kbpsというと、たいていのことは問題なくできると思いますが、YouTubeや動画配信サービスなどで高画質の動画をストレスなく視聴するのは難しいと思います。
もっと月間データ容量の選択肢が豊富な、高速通信が利用できるau回線のデータ通信専用SIMプランをお探しの方は、その他のau回線格安SIMの利用をおすすめします。
利用料金は日割り
UQ mobileでは、申し込み初月の利用料金は日割りになります。
利用可能データ容量はまるまるもらえて、翌月に容量繰り越しも可能なので(データ無制限プランは除く)、いつ申し込んでも損はありません。
利用(課金)開始日は、SIMカードを挿入して初めてデータ通信を行なった日(初回パケット発生日)、またはSIMカード発送から7日後になります。
プラン変更は無料
プラン変更は無料で、申し込んだ翌月から新しいプランに変更できます。
※ 月末日の申し込みは、翌々月に適用される可能性あり。
ただし、プラン変更ができるのは、データSIMプラン間、音声通話SIMプラン間のみ可能で、データSIM⇔音声通話SIMの変更は不可です。
また、音声通話SIMプランの中でも、プラン変更ができるのは、(「データ高速+音声通話」⇔「データ無制限+音声通話」)間、(「おしゃべり」⇔「ぴったり」 ※S・M・L間の変更も可)間のみになります。
(「データ高速+音声通話」、「データ無制限+音声通話」)⇔(おしゃべり、ぴったり)の変更は不可です。
SMSオプション
UQ mobileのデータSIMには、SMS機能が標準で含まれているので、申し込み不要、月額料金無料で利用できます。
LINEやメルカリ、モバゲーなど、申し込み時にSMSによる認証が必要なサービスも、そのままで利用可能です。
※ 国内SMS送信料金は、3円/通。
データSIMにも本人確認書類
UQ mobileでは、音声通話SIMだけでなく、データSIMの申し込みにも、本人確認書類を撮影、スキャンした画像ファイルのアップロードが必須です。
本人確認書類として認められているものには、運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード(写真付き)、健康保険証(住民票などの補助書類も必要)などがあります。
容量繰り越しが可能
当月に使い切れなかった月間基本データ容量は、翌月に繰り越して利用できます。
利用期限は翌月末まで。
繰り越せる上限は、「翌月のプランのデータ容量と同じ容量まで」なので、容量の少ないプランに変更する場合は注意してください。
なお、データチャージで購入したデータ容量は、繰り越しとは関係ない有効期限(90日)制なので、繰り越し分には含まれません。
データチャージ(容量追加)
当月に利用可能なデータ容量を使い切ってしまっても、データチャージ(容量を追加購入)すれば、再度、高速データ通信が可能になります。
データチャージできる容量の単位は、100MB/200円、500MB/500円の2種類で、どちらも有効期間は90日間。
ただし、追加購入した容量が残っている状態で、さらにデータチャージを行うと、すべてのデータチャージ残量の有効期間が90日間に更新されるという、ユーザー思いのありがたい仕組みになっています。
たとえば、利用期限が迫った追加容量があったとしても、一番安い100MB(200円)をデータチャージすれば、また利用期間が90日間に延長されるので、事実上、無期限で使うことができ、購入した容量が無駄になりません。
※ データ通信容量は、繰り越し分⇒基本容量⇒追加購入容量の順で消費されます。
また、最高通信速度が500kbpsに制限されている「データ無制限」、「データ無制限+音声通話」プランのユーザーも、データチャージを行えば、高速データ通信が可能になります。
ターボ(高速/低速切り替え)機能
UQ mobileでは、ユーザーがデータ通信の速度を高速/低速で切り替えることができる「ターボ機能」が用意されています。
初期状態ではターボONになっていて、通常の高速データ通信(高速モード)が行えます。
ターボOFFにすると、データ通信が低速(最大200Kbps)になる代わりに、どれだけ使ってもデータ容量が消費されません(節約モード)。
※ おしゃべり・ぴったりプランは最大300Kbps。
ターボOFF(節約モード)時でも、メール(テキスト)の送受信やLINE(トーク)、テキスト主体のウェブサイト閲覧、IP電話、音楽(音声)ストリーミング、インターネットラジオていどなら、ほぼストレスなく利用可能です。
「データ無制限」、「データ無制限+音声通話」プランの場合、データチャージで高速データ通信容量を購入すれば、使い切るまでターボ機能を利用できます。
ターボ機能の切り替えは、UQ mobileデータチャージサイト、またはUQ mobileポータルアプリから行えます。
UQ mobileポータルアプリ
UQ mobileユーザのための総合窓口的なアプリ、「UQ mobileポータルアプリ」(Android、iPhone)も用意されています。
インストールすると、契約状況の確認、データ残量の確認、データチャージの購入や期限の確認、ターボ機能(ON/OFF)の切り替えなどが行なえます。
ウィジェットも用意されているので、わざわざアプリを開かなくても、スマホ画面から簡単に、ターボ機能(ON/OFF)の切り替えや、データ残量の確認が行なえます。
Wi-Fiスポットが無料
Wi-Fiスポット(公衆無線LANサービス)の「Wi2 300 for UQ mobile」が無料で利用できます。
利用可能なのは、Wi2 300のベーシックエリアになります。
接続用のアプリ「Wi2 Connect」も用意されています。
スマホだけでなく、PCやタブレット、ゲーム機などでも利用できますが、一度にログインできるのは1台のみです。
ギガぞう
「Wi2 300 for UQ mobile」より多機能な公衆無線LANサービス、「ギガぞう」も提供されています。
月額料金500~540円(税込)のスタンダードプランと、月額料金無料のフリープランが選択できます。
スタンダードプランは、Wi-Fi時のより安全なVPN接続(通信内容の暗号化)や、Wi-Fiではないデータ通信(LTE)時の圧縮(UQ mobileのデータ容量の節約)機能などを利用できます。
フリープランは、基本的にWi2 300 for UQ mobileと変わりません。
ギガぞうは、専用のアプリ(Android、iPhone)から利用します。
メールアドレスが有料
UQ mobileでは、メールアドレスは有料オプション(200円/月(税抜))になります。
申し込むと、「@uqmobile.jp」のメールアドレスが1個、利用できるようになります。
UQ mobileのメールアドレスは、格安SIM他社で一般的に提供されている、いわゆるプロバイダーメール(PCメール)とは違って、MMS(いわゆるキャリアメールと同等)になります。
リアルタイム(プッシュ通知)でメールが受信できたり、迷惑メール扱いされにくいといったメリットがあります。
その代わり、MMS対応メールアプリのインストールが必要だったり、端末によっては、本体のMMS設定が必要な場合もあります。
利用できない端末も一部あるので、申し込みを検討している方は、動作確認端末一覧ページで確認してください。
※ メールのリアルタイム受信だけなら、gmailやYahoo!メール(それぞれアプリ併用)や、iCloudメール(iPhone標準メールアプリ使用)などでも可能です。
エンタメ系オプション
レコチョクBest(908円/月)、KKBOX(908円/月)を、UQ mobileから月額料金最大2ヶ月無料で申し込むことができます。
毎月の利用料金は、UQ mobileの月額料金と合算で支払えます。
直近3日間制限がある
UQ mobileでは、ネットワークの混雑回避と利用者の公平性を保つために、当日を含む直近3日間の合計データ通信消費量が6GBを超えた場合、通信速度が制限される場合があります。
制限速度は混雑状況に応じて変動し、直近3日間の合計データ通信消費量が6GBを下回った翌日に解除されます。
SIMカードの選択に注意
SIMのみを申し込みたい方は、SIMカードの選択に注意してください。
お使いの端末によって、LTE用(micro、nano)と、VoLTE用(mini、micro、nano)があります。
VoLTE用は、台紙から必要なSIMサイズを自分で取り外す、「マルチSIM」という名称になっています。
また、iPhone製品の一部(6 Plus、6、5S)には、iPhone専用nanoSIMカード(データ専用プラン申し込み不可)が用意されていて、このSIMカードを使わないとテザリングができません。
※ ドコモ、ソフトバング版のiphone 6 Plus、6、5SはUQ mobileでは使えません。
iPhoneユーザーには、SIMカードの選択が分かりやすい、iPhone用SIM購入ページも用意されています。
なお、2017年8月1日より前に発売開始されたauのVoLTE端末を利用予定の方は、auの端末であってもSIMロック解除が必須なので注意してください(一部解除できない機種あり)。
どの種類のSIMカードを選べばよいか分からない方、au端末のSIMロック解除が必要かわからない方は、動作確認端末一覧ページで確認してください。
UQ mobileの格安スマホ
UQ mobileでは、格安スマホなどの端末購入代金の支払いには、分割払い(指定機種のみ)と一括払いがあります。
もちろん、口座振替契約でも分割払いが可能です。
デビットカード契約の場合、一括払いは可能だと思いますが、分割払いが可能かどうかはよく分かりませんでした。
「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」契約の方には、格安スマホの購入費用を補助する「マンスリー割」や「UQ購入サポート」があり、実質0円になる場合もあります。
機種変更も可
格安スマホは新規契約時だけでなく、契約後の機種変更購入も可能です。
ただし、データSIM専用プラン契約者は機種変更できません。
機種変更には、機種変更手数料3000円(税抜)がかかります。
音声通話SIM通常プラン料金
プラン | データ高速+音声通話 | データ無制限+音声通話 |
---|---|---|
データ通信容量 | 3GB | 無制限 |
通信速度 (下り最大) |
225Mbps | 500kbps |
ターボOFF・ 速度制限時 |
200kbps | 500kbps |
月額料金 | 1680円 | 2680円 |
その他 | 着信転送、割込通話、番号通知リクエスト | |
ホームページ |
※ 上記各種料金、手数料は税抜価格です。
データSIM各プランの月額料金に700円をプラスすると、音声通話SIMの通常プラン(データ高速+音声通話、データ無制限+音声通話)月額料金になります。
通話料金は、20円/30秒(税抜)。
着信転送サービス、番号通知リクエストサービスは無料。
割込通話サービスは、LTE用SIM(nanoSIM、microSIM)契約者は無料ですが、VoLTE用SIM(マルチSIM)契約者は有料オプション(200円/月)になります。
留守番電話サービス、三者通話サービス、迷惑電話撃退サービスは、有料オプションの「電話基本パック」(200円/月)に含まれています。
最低利用期間がある
音声通話SIMの通常プランには、利用開始から12ヶ月間の最低利用期間があり、中途解約すると、契約解除料9500円(税抜)が発生します。
また、プランにかかわらず、利用開始から6ヶ月以内のMNP転出は6000円(税抜)、7ヶ月以降のMNP転出には3000円のMNP転出手数料がかかります。
なので、利用開始から6ヶ月以内に音声通話SIMの通常プランを解約して、他社にMNP転出する場合は、計15500円(税抜)を支払う必要があります。
おしゃべり・ぴったりプラン料金
プラン | S | M | L |
---|---|---|---|
データ通信容量 | 2GB(+1GB) | 6GB(+3GB) | 14GB(+7GB) |
ターボOFF・ 制限時通信速度 |
300kbps | ||
おしゃべり 無料通話 |
5分以内の国内通話なら何度でも無料 | ||
びったり 無料通話 |
1200円x2(最大60分) | 2400円x2(最大120分) | 3600円x2(最大180分) |
月額料金 | 1980(+1000)円 | 2980(+1000)円 | 4980(+1000)円 |
その他 | スマトク割(長期利用割引)、イチキュッパ割、マンスリー割、UQ購入サポート、UQ家族割 | ||
情報 | |||
※ 上記各種料金、手数料は税抜価格です。
音声通話SIMには、通常プランの他にも、頻繁に通話する方で、格安スマホをお得に購入したい方向けの、「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」も用意されています。
おしゃべりプランは、5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題のプラン。
ぴったりプランは、最大60~180分の無料通話が付いたプランです。
どちらのプランにも、月間基本データ容量別にプランS(2GB)、プランM(6GB)、プランL(14GB)が用意されていて、月間データ容量が同じなら、どちらのプランでも月額料金は同じになっています。
※ 上記の月間データ容量は、2018年12月から適用になります。くわしくは「データ特盛キャンペーン」で説明しています。
なお、おしゃべり・ぴったりプランは、通常の音声通話SIMの各プランとは異なり、2年ごとの契約(自動更新)になっていて、中途解約すると、契約解除料9500円(税抜)がかかります。
その代わり、「マンスリー割」という、格安スマホの端末料金の支払い金額を毎月(2年間)補助する仕組みがあり、格安スマホの購入費用が実質0円(正確には100円)になる場合もあります。
もちろん、音声通話SIMのみ契約したい方でも申し込み可能です。
※ よりくわしい内容は、UQ mobileの「おしゃべり・ぴったりプラン」ページで確認できます。
増量オプション
「増量オプション」は、おしゃべり・ぴったりプラン限定で申し込むことができる、データチャージ料金の割引と、ぴったりプランの無料通話が2倍になるオプションサービスです。
申し込むと、プランSは1000円/月(1GB相当)、プランMは3000円/月(3GB相当)、プランLは7000円/月(7GB相当)のデータチャージ料金を割引、つまり無料で利用できるようになります。
また、ぴったりプランのみ無料通話分が2倍、つまり、プランSが1200円x2(最大60分)、プランMが2400円x2(最大120分)、プランLが3600円x2(最大180分)になります。
オプション料金は500円/月(税抜)ですが、新規契約と同時に申し込むと、「増量オプション2年間無料キャンペーン」が自動適用になり、契約月を1ヶ月目として最大25ヶ月目まで無料になります。
また、「増量オプション2年間無料キャンペーン」は、増量オプション契約中に機種変更をしても自動適用になるので、26ヶ月目に機種変更を行えば、また最大次の25ヶ月目まで、オプション料金を無料にできます。
データ特盛キャンペーン
実は、上記のおしゃべり・ぴったりプラン(S・M・L)の各月間基本データ容量は、2018年12月1日から適用になるものです。
現状では、プランSの月間データ容量は1GB、プランMは3GB、プランLは7GBと、12月1日適用分の半分しかないのですが、それまでにおしゃべり・ぴったりプランに申し込んだ方が損にならないよう、「データ特盛キャンペーン」が用意されています。
11月30日までのキャンペーンで、増量オプションに申し込んだ方が対象になります。
増量オプションのデータチャージ割引料金が、プランSは2000円/月(2GB相当)、プランMは6000円/月(6GB相当)、プランLは14000円/月(14GB相当)になり、S・M・Lの月間データ容量と合わせると、12月1日以降に申し込む場合と同等の高速データ通信容量を利用できるようになります。
スマトク割と長期利用割引
「スマトク割」は、利用開始月から25ヶ月めまで、月額基本料金から1000円引きになる、おしゃべり・ぴったりプランのみ適用の割引です。
26ヶ月め以降は、「長期利用割引」と名前を変えますが、1000円引きは継続されます。
イチキュッパ割
「イチキュッパ割」は、利用開始月から13ヶ月めまで、月額基本料金から1000円引きになる、おしゃべり・ぴったりプランのみ適用の割引です。
スマトク割(長期利用割引)とイチキュッパ割を合わせると、月額基本料金が以下のようになります。
13ヶ月めまでは、Sが1980円、Mが2980円、Lが4980円。
14ヶ月以降は、Sが2980円、Mが3980円、Lが5980円になります。
マンスリー割
「マンスリー割」は、UQ mobileの格安スマホ製品の購入を補助する、おしゃべり・ぴったりプランのみ適用の割引です。
分割払い可能な格安スマホ製品が対象になります。
課金開始月の翌月から24ヶ月間、毎月一定の金額が割り引かれますが、格安スマホの購入代金が実質0円(正確には100円)になる場合もあります。
マンスリー割は、端末を一括払いで購入した場合でも、分割払い時と同様、月額基本料金から毎月一定の金額が割り引かれるので、一括払いでの購入を希望する方にもメリットがあります。
※ 同じ機種でも、契約プラン(S・M・L)によって割引金額が違う場合があります。
格安スマホ個別のマンスリー割の有無や、割引金額については、UQ mobile公式サイトの製品ページで、個々の製品をクリックすると確認できます。
UQ購入サポート
UQ購入サポートは、一括払いのみ購入可能な格安スマホ製品が対象の割引きです。
マンスリー割と同じく、おしゃべり・ぴったりプランのみ適用で、端末購入代金が最大21400円割引きになります。
なお、12ヶ月以内に解約、同じ値引き額以外のプランに変更した場合には、UQ購入サポート解除料が発生します。
※ 同じ機種でも、契約プラン(S・M・L)によって割引金額は異なります。
※ 端末の品揃え時期によっては、UQ購入サポート対象機種がない場合もあります。
UQ家族割
おしゃべり・ぴったりプラン契約者(親回線)の家族もおしゃべり・ぴったりプランに新規契約すると、家族(子回線)の基本料金から毎月500円引きになる、「UQ家族割」に申し込めます。
UQ家族割が適用になるのは、基本的に親回線契約者と同じ名字、住所の家族(子回線)で、最大9回線まで申し込み可能です。
名字や住所が違う場合は、家族であることを証明する書類の提出が必要になります。
また、親回線契約者名義の2回線目以降の契約でも申し込み可能です。
UQ家族割の申し込みは、契約完了後にUQお客様サポートセンター(ウェブ契約の場合)に電話で行い、申し込み受付完了の翌月利用分から適用になります。
即日MNPも可
UQ mobileでは、ネットから契約者自身で回線切替手続きが行えるので、電話が不通になる期間がない、即日MNP(携帯番号ポータビリティ)による乗り換えが可能です。
ウェブ申し込みの場合、契約中のキャリアや他社格安SIMからMNP予約番号を発行してもらってから2日以内に、UQ mobileに申し込む必要があります。
申し込み後、SIMカードが届いたら、my UQ mobile(会員ページ)にログインして、回線切替手続きを行います。
回線切替手続き自体は、my UQ mobile画面の「回線切替」ボタンをクリック(タップ)するだけなので、簡単です。
回線切替手続き完了後、約30分程度で回線切替が完了します。
テストコール「111」(通話料無料)に電話をかけ、通じたら、回線切替の成功です。
なお、回線切替手続きの受付時間は、9時30分から20時30分までです。
SIMのみ申し込みの方は、スマホのAPN(ネットワーク)設定(iPhoneはプロファイルのインストール)なども行なってください。
※ よりくわしいMNP申し込みの流れについては、「新規お申し込みの流れ」ページで確認できます。
※ よりくわしい回線切替手続きやAPN(ネットワーク)設定については、「乗り換えガイド」ページの「2 初期設定手順を見る」から確認できます。
※ iPhoneのプロファイルのインストール方法は、「iOS製品の設定方法」ページで確認できます。
エントリーパッケージ
通販サイトや家電量販店などで販売されているエントリーパッケージを使って申し込むと、申込時の初期費用(契約事務手数料)3000円(税抜)が不要になります。
UQ mobileのエントリーパッケージにはいくつか種類がありますが、Amazon限定で発売されている「BIGLOBE UQ mobile ウェルカムパッケージ」が、一番安く購入できてお得みたいです。
UQ mobileなのにBIGLOBE?と混乱してしまいますが、UQ mobileもBIGLOBEも同じKDDIグループなので、たぶん大人の事情でBIGLOBEがエントリーパッケージを発売しているだけで、BIGLOBEとは関係なく、UQ mobileと契約できるとのことです。
エントリーパッケージ自体は、英数文字列のエントリーコードが記載されている台紙だけで、SIMカードは同梱されていません。
なお、エントリーパッケージを使って申し込む場合は、「エントリーパッケージでのお申込み」ページから申し込まないと、エントリーコードの入力欄が出てこないので注意してください。
エントリーパッケージを使った申込みには、他にもいくつか注意点があります。
エントリーパッケージを使うと、iPhoneなど一部の格安スマホ端末が購入できなくなるので、格安スマホの購入も検討している方は注意してください。
「エントリーパッケージでのお申込み」ページで表示されている端末しか購入できません。
また、UQ mobileでau版、SIMフリー版のiPhone 6 Plus、iPhone 6、iPhone 5Sを利用する場合、iPhone専用nanoSIMが必要になりますが、こちらもエントリーパッケージからは申し込めないので注意してください。
エントリーパッケージ購入後の、本人都合による返却は不可です。
そして、キャンペーンやプレゼントによっては、エントリーパッケージからの申し込みだと適用されず、かえって損や無駄な手間になる場合もよくあります(たとえばキャッシュバックなど)。
事前にUQ mobileオンラインショップで通常の申し込みページを開いて確認してから、エントリーパッケージを利用するか決めることをおすすめします。
未成年の名義で契約できる
UQ mobileでは、未成年の名義で音声通話SIMが契約できます。
契約できるのは中学生(進学2ヶ月前)からで、UQ mobile取扱店舗でのみ申し込めます。
ウェブからの申し込みはできません。
また、申し込み時は親権者の同伴が必須で、未成年者本人と親権者それぞれの本人確認書類原本、そして親権者同意書(PDFファイルをダウンロード)が必要です。
※ 住所や名字が異なる場合は、住民票または戸籍謄本(発行から3ヶ月以内)も必要です。
未成年者が中学生未満の場合、新規契約時に利用者として登録すれば、親の名義で契約した格安スマホやSIMカードを使うことができます。
ちなみに利用者登録は、家族であれば誰でもかまいません。
その場合でも、申し込み時に利用者の本人確認書類(戸籍謄本、住民票など。住所が同じ場合はパスポート、免許証も可)のアップロードも必要になります。
契約者または利用者が18歳未満の未成年者の場合、フィルタリングサービス「安心アクセスV」(Android、iPhone)の申し込み(無料)も必要です。
UQ mobile(UQモバイル)の評価
口座振替(銀行引き落とし)とデビットカードで申し込める、au回線の格安SIMです。
口座振替契約でも毎月の手数料がかからないので、クレジットカードと同じように気軽に申し込めます。
容量繰り越しや容量追加(データチャージ)、高速・低速切替(ターボ)機能、無料Wi-Fiスポットなど、他社で提供されている基本的な機能は十分にそろっています。
ただ、大手の格安SIMサービスにはよくある、家族間や友人間、契約中の複数SIM間でデータ容量をシェア、またはプレゼントする仕組みがまったくないのは残念なところ。
また、他社格安SIMとくらべると見劣りしてしまうのが、通常プランの少なさ。
データSIM、音声通話SIMとも、高速データ通信可能なのは、「3GB/月」の1プランしかありません。
「データ無制限」、「データ無制限+音声通話」は通信速度が最高500Kbpsですが、テザリングなどで毎月10GB以上消費する方で、高画質の動画を視聴しない方なら、とてもお得なプランだと思います。
はっきり言うと、UQ mobileは月間データ容量別のプランを提供している一般的な格安SIMというよりも、新規端末もセットで購入し、通話し放題や無料通話のある音声通話を利用したい方ほどお得になる、キャリア的な使い方をしたい方にぴったりの格安SIMです。
つまり、おしゃべり・ぴったりプランにメリットを感じる方向けの格安SIMだと思います。
当サイト管理人が考える、UQ mobileの最大のメリットは、格安スマホの購入代金を補助してくれる、おしゃべり・ぴったりプランのみ適用の「マンスリー割」。
高額な格安スマホ製品ほど、実質0円で手に入る場合が多いみたいなので、2年間の契約を続けることができて、なおかつ、毎月のデータ通信容量と無料データチャージ分、5分かけ放題や無料通話分を使いこなせる方ならば、おすすめできます。
マンスリー割が適用にならない一括払いのみ可の格安スマホも、UQ購入サポートで割引かれるので、おしゃべり・ぴったりプランなら、どの格安スマホ製品を購入しても、何かしらお得になるようになっています。
ただし、増量オプションの無料キャンペーンが切れる3年目以降(次の2年間)の契約更新時に、契約しているおしゃべり・ぴったりプラン(S・M・L)のままで本当にメリットがあるのかどうかは、しっかりと検討したほうが良さそうです。